皆さん、こんにちは。福岡県周辺で土木工事や外構工事を中心に行っている大神建設株式会社です。建設業は、全体的に給与が高く気になっているという人も少なくないでしょう。手に職がある技術者のため、将来的にも安心となればなおさらです。
しかし、建設業と一口に言ってもいろいろな職業があります。建設業の中でも、土木作業員の給料は高いのか低いのか、平均年収はどの程度なのかが気になるという人もいるでしょう。
本記事では、土木作業員の給与について詳しく解説します。土木作業員という職業が気になっている、という人はぜひ、参考にしてみてください。
■土木作業員の平均年収・給料の統計データ
土木作業員の平均年収は、厚生労働省の調査によると令和2年は391万円、令和3年には396万円、令和4年には417万円となっています。
このデータからわかるように、土木作業員の平均年収は、年々上がりつつあります。ただし、企業の規模によっても年収には差があり、企業が大きい方がより給与が高い傾向にあります。
■土木作業員の年齢別年収
土木作業員の年齢別の年収がどのくらいなのか、気になる人もいるでしょう。年齢が若ければ年収は低いのか、若いうちから高い年収が期待できるのかは大きな問題です。
ここでは、土木作業員の年齢別の年収について詳しく解説します。基本的には一般の建設業界の職種と同じく、経験の浅い20代では収入は少なめで、50代ごろになると多くなります。
・10代
10代の年収は、正社員ではなくアルバイトなら、月給ではなく日給であることがほとんどです。未経験者で初めて土木作業員をする場合は8,000円程度のこともあります。企業によるものの一般的に土木作業員の日給は、10,000~20,000円程度です。
未経験でも日給が高いように感じますが、天候に左右されたり、工期が短かったりすることもあり、年収換算すると200万円もない場合も多いです。
とはいえ、アルバイトとしてはかなり良いのではないでしょうか。正社員の場合は、初任給が約19~23万円程度です。年収にすると240万円程度なので、同年代に比べると十分な収入といえます。
・20代
20代の前半は、まだ経験も浅いためか年収は369万円程度ですが、20代後半の25~59歳になると、年収もアップして408万円程度となります。
入社したての頃は仕事を覚えるだけで精一杯でなかなか動くこともできないとしても、20代後半になってくると仕事も覚え、きびきびと動けるようになり、戦力として期待ができるころといえるでしょう。
・30代
30~34歳になると、年収も20代の頃とは違って424万円程度、30代後半になると467万円とかなりアップしてきます。30代は体力もあり、仕事も覚えてバリバリ働ける時期なので、給与も大きく伸びています。
・40代
40代前半には平均年収が482万円と、20代のころに比べて大幅なアップといえるでしょう。しかし、40代後半になってくると現場に出なくなることも多くなる人もいて、平均年収は453万円と少し落ちてきます。このころになると、後進に仕事を教えているという人も増えてくるのではないでしょうか。
・50代
50代になると給与が少し増えて、平均年収は485万円と最も多くなります。50代には、役職に就く人が多くなるからです。役職手当などが入ってくることもあり、40代の頃より少しではあるものの、給与が増えたという人もいます。
土木作業員の中には書類仕事が苦手な人もいて、そういった人は現場を離れないこともあります。そのためか、体力が落ちてくる50代後半になると年収が436万円と落ちてきます。そのあとは少しずつ給与が落ちてしまう場合が多く、もっとも給与が多いのは50代前半といえるでしょう。
■将来的に土木作業員の平均年収は上がり続ける?
ここ3年、土木作業員の平均年収は上がり続けていますが、将来的にも上がると考えられます。土木作業員だけでなく建設業界全体にいえることですが、高齢化が進んでいるからです。
ベテランといわれる作業員はどんどん年を取っていくのに、若い新人はなかなか入ってきません。そのため、土木作業員の平均年齢は高く、今後も高齢化が進むことが予想されています。
人手不足であるにもかかわらず、インフラ整備や改修工事、古い建物の解体作業など、建設業界では仕事が減ることはありません。
つまり、人材の需要が高い割に供給が足りていないため、働く環境の整備や給与のアップなどで人材を募集することになり、結果的に年収は今後も上がると考えられています。
■経験とスキルをつけていけば、上がり幅が大きい!
土木作業員が収入を増やすためには、仕事に役立つスキルを身につけることが大切です。単に日々の仕事をいわれるままにこなしているだけでは、給与のアップは望めません。
特に資格の取得は、給与アップにはかなり有効であり、管理者としての業務にも携わることができるのでおすすめといえます。ここでは、土木作業員のおすすめの資格をご紹介します。
・一級土木施工管理技士
一級土木施工管理技士の資格を取得することができれば、現場の責任者である「監理技術者」になれます。「監理技術者」は、現場の工程管理を行うだけでなく、安全管理や品質管理なども行うことになります。
規模の大きな工事には、必ず「監理技術者」が必要とされるため、資格を必要としている現場は数多くあります。管理業務につくことで給与のアップも見込めるため、ぜひ取得しておきたい資格といえるでしょう。
・二級土木施工管理士
二級土木施工管理士の場合は、一級土木施工管理技士とは違い、「主任技術者」という責任者になれます。一級土木施工管理技士が必要とされるよりも規模の小さい工事現場で必要とされる管理者の資格であり、こちらの資格も多くの需要があります。
そのため、持っているだけで給与に影響を及ぼすでしょう。また、二級土木施工管理士を取得していると一級土木施工管理技士も取得しやすくなるため、まずは二級土木施工管理士から挑戦するのがおすすめです。
・土木作業員におすすめなその他の資格
土木作業員におすすめな資格は、一級土木施工管理技士・二級土木施工管理士以外にもあります。例えば、測量士の資格を持っていると土木作業に役立ちます。
測量士の資格を持っていると測量の仕事ができます。測量の仕事は必ず必要な仕事であり、できるのは測量士の資格を持つ人だけです。
その他にも必要とされる資格はあり、企業によっても違ってくるため会社に確認してより仕事に役立つ資格を取得しましょう。
■まとめ
本記事では、土木作業員の平均年収について詳しく解説してきました。もともと建設業界の平均年収は高めではありますが、土木作業員の年収もほかの業界に比べると高めであるといえます。
土木作業員(施工技能者)は、今後の建設工事の供給数が減っていく時代に施工管理・施工技能者としての価値は必ず飛躍する業種です。
建設業界の抱える人手不足や高齢化の問題も相まって、今後も需要が高まり、待遇面も需要に比例して向上することが予想されます。
そのため、手に職をつけて安定した収入を目指したいという人にはおすすめの仕事です。
しかし、給与を上げるためには、仕事に役立つスキルや資格を身につけることが必要です。特に一級土木施工管理技士や二級土木施工管理士などの資格は、現場の管理者として活躍できるため、給与アップに大きく貢献します。その他にも測量士などの資格も有効です。
大神建設株式会社では、そんなスキルや資格を身につけるための教育体制や支援制度が充実しています。
未経験者でも安心して仕事を覚えられる環境であり、資格取得や講習費用はすべて会社が負担します。
また、それぞれのスキルや頑張りをしっかりと認める会社であり、取得した資格や現場での活躍はきちんと評価し、お給料に反映されるためモチベーションを保ち、やる気を持って働ける環境です。
また、資格取得や講習費用に関しては、すべて会社側で負担するため、資格を取得して給与アップを目指したい、というやる気のある人も大歓迎です。家族手当など福利厚生も充実しているため、安心して働くことができます。
大神建設株式会社では、実力と本人の頑張り次第で、20代でも月50万円前後という高収入を目指すことが可能です。実際に20代で500万円、30代で720万円の収入を得ている社員もいます。
そのため、手に職をつけて高収入を目指したいという人はぜひ一度応募してみてください。大神建設は、業界未経験であってもやる気のある人を歓迎しています。