皆さん、こんにちは。福岡県福岡市を拠点に、土木工事や外構工事を手掛けている大神建設株式会社です。
道路や橋、上下水道、鉄道やトンネルは、私たちの生活を支える社会基盤で、「土木インフラ」と呼ばれる構造物によって成り立っています。しかし、その裏でどのような技術が使われ、どんな人たちが支えているのかは意外と知られていません。
今回は、進化する土木の現場と、未経験からでも挑戦できる環境づくりに取り組む大神建設株式会社の仕事を通して、その魅力を紹介します。
■土木・インフラ業界のイメージを一新?進化する技術と環境

かつての土木業界は「体力勝負」「危険」といった印象が強く、若い世代には敬遠されがちでした。しかし今、現場ではデジタル技術が浸透し、新しい時代を迎えています。
◆昔と今:技術の進化がインフラの未来を拓く
「土木工事」と聞いて、どんなイメージを抱くでしょうか?
汗水垂らす力仕事、作業中に事故が起こる危険……といった昔ながらの印象を持っている方も多いでしょう。
しかし現代の土木建設は大きく進化しています。かつては人の手と経験に大きく依存していた測量や設計は、今やドローンや3Dスキャナーといった最新技術によって、より正確かつ効率的に行われています。
施工現場では、ICT(情報通信技術)を駆使した建機が活躍しており、油圧ショベルはGPSと連動して自動制御が可能です。熟練者でなくても高精度な作業ができ、作業効率が飛躍的に向上しました。こうした技術革新によって、未経験者でも安全かつ安心して現場に飛び込める時代が到来しています。
◆災害に備え、未来を守る:増大する土木需要
近年、ゲリラ豪雨や地震といった自然災害が多発しています。これにより、既存インフラの老朽化対策に加え、防災・減災のための強靭なインフラ整備が急務となりました。耐震補強工事や河川の堤防強化、スマートシティ化に向けた都市基盤の再整備など、土木インフラの役割はますます重要性を増しています。
災害に強い社会をつくるためには、確かな技術と人の力が欠かせません。まさに今、日本の安全を支えるために新しい力が求められているのです。
大神建設では積極的に最新技術を導入し効率化を実現することで、社員一人ひとりの働きやすさに本気で取り組んでいます。弊社で最新技術に触れながら共に土木インフラ業界を盛り上げていきましょう!
■土木業界全体で進む「i-Construction」とは?

建設現場の生産性向上を目的として、国土交通省が推進しているのが「i-Construction(アイ・コンストラクション)」です。テクノロジーを活用し、より安全で効率的な現場づくりを目指すこの取り組みは、今後の建設業界のスタンダードとなりつつあります。
◆「ICT」をフル活用して作業を効率化
ICTとは情報通信技術のことです。これを活用することで、人の手作業が大幅に減り、正確性が飛躍的に向上しました。ベテランの勘と経験に頼っていた工程をデータで管理することで、作業の標準化と品質の安定を実現しています。
・ドローンと3Dスキャナーによる高精度な測量
以前は人が現地を歩き回り、実測していましたが、今はドローンやレーザースキャナーを使用します。これにより、広範囲をわずかな時間で正確に測量し、3Dの設計図を作成できます。立体的なデータによって地形の起伏を正確に把握でき、設計段階から施工精度が高まりました。測量のデジタル化は、作業時間の短縮だけでなく、危険箇所への立ち入りを減らす安全対策にもつながっています。
・自動制御建機によるスマート施工
3Dデータをもとに、ブルドーザーや油圧ショベルなどの建設機械が自動制御で動きます。まるでゲームのように、モニターに表示されるガイドに従って操作するだけで、ベテラン並みの仕上がりが可能です。掘削深さや勾配の誤差も最小限に抑えられ、経験の浅い人でもスムーズかつ安全に作業を進めることができます。建機の自動化によって、現場全体の効率化と品質の均一化が実現しつつあります。
・仕事量のムラをなくし、働きやすく
建設業界では年度末に工事が集中する傾向があり、これが長年の課題となっていました。というのも公共工事は予算の執行期限に合わせて発注されることが多く、冬から春先にかけて現場が立て込みます。その結果、限られた人員や機械に負担が集中し、残業や休日出勤の増加、品質管理の難化といった「皺寄せ」が生じていました。
こうした問題を解消するため、i-Constructionでは公共工事の発注時期を分散させ、年間を通して安定した仕事量を確保する「平準化発注」を推進しています。これにより、現場の負担が軽減され、計画的に作業を進めやすくなりました。安定した稼働スケジュールは、従業員の生活リズムを整え、長く働ける環境づくりにもつながっています。
・週休二日制でプライベートも大切にできる働き方へ
「きつい」「休みがない」と言われてきた土木の仕事も、いまは確実に変わりつつあります。工期や天候に左右されやすい現場では、以前は休日を取りにくい時期もありましたが、最近では発注者と施工会社が連携して計画的に休みを取る仕組みが整えられています。
体を休めることで集中力が保たれ、安全にもつながる。結果として仕事の精度が上がり、職場全体の雰囲気も良くなるのです。
「働き方改革」と聞くと制度的な言葉に思えるかもしれませんが、現場の実感としてきちんと休めるようになったのは大きな変化です。休みを取りやすい環境が整うことで、若い世代も「土木をやってみたい」と感じるようになっています。
◆未経験から挑戦できる、将来性あふれる仕事
「未経験だから不安……」と思われる方もいるかもしれません。けれども今の土木インフラ業界は新しい発想と技術を取り入れるために、あえて異業種からの人材を歓迎する風潮が広がっています。
現場ではデジタル化が進み、測量や施工もデータをもとに進められるようになりました。そのため、未経験でも理解しやすく、チームで支え合いながら着実に技術を学べます。
また、資格取得支援制度や社内研修を活用すれば、重機オペレーターや施工管理など専門職へのステップアップも可能です。
「手に職をつけたい」「長く働ける仕事を見つけたい」という方にとって、土木の仕事は確かな将来性を持った分野なのです。
大神建設では積極的に最新技術を導入し、効率化を実現することで、社員一人ひとりの働きやすさに本気で取り組んでいます。最新技術に触れながら共に土木インフラ業界を盛り上げていきましょう!
■現場を支える「施工管理」の力〜施工管理の重要性

技術革新の中心にいるのが、現場の司令塔である施工管理です。効率的な作業工程を組み立て、品質と安全を守る存在として、施工管理の重要性はますます高まっています。
施工管理は、工程・品質・安全の三要素をバランスよく統括し、効率的に現場を動かす役割を担っています。たとえば工程管理では、資材や重機、人員を最適に配置し、作業の重複や待機を防ぎます。品質管理では、設計図書どおりの精度で施工が行われているかを確認し、安全管理では事故を未然に防ぐためのルールや手順を徹底します。こうした管理が適切に機能することで、再施工やトラブルが減り、工期短縮やコスト削減が実現するのです。
施工管理の存在は、現場の効率化だけでなく会社全体の信頼にも直結します。安全で高品質な施工を維持できる体制は、発注者からの評価を高め、新たな受注へとつながります。大神建設では、若手社員が先輩のもとでOJTを重ねながら、施工計画の立案から現場運営までを段階的に学べる体制を整えています。
◆働きやすい会社づくりに本気です!大神建設の強み
大神建設は福岡市を拠点に、公共工事や外構工事を中心とした土木事業を手掛けています。現場の安全と社員の成長を両立するため、教育制度と支援体制を充実させています。
土木工事を支えるのは「人」です。大神建設では社員一人ひとりが安心して働ける環境を整え、技術者としての成長を後押ししています。
・丁寧なOJTと教育体制
未経験者には先輩社員がマンツーマンで指導し、現場を通して技術と知識を実践的に学べます。安全教育や資格講習も計画的に行い、基礎から応用まで段階的にスキルを身につけられる環境です。
・資格取得支援と奨励制度
「1級・2級建設機械施工技士」や「1級・2級土木施工管理技士」などの国家資格取得を会社が全面的に支援します。講習費用や受験料は会社負担で、合格時には奨励金を支給。資格取得後は資格手当が支給され、給与アップにもつながります。
・最新技術の導入
ドローンやICT建機、BIM/CIMなどを積極的に導入し、安全で効率的な現場運営を実現しています。常に最新の施工技術を学び、どこでも通用するスキルを身につけられます。
・社会に貢献するやりがい
自分が携わった道路や橋が完成し、人々の生活を支える姿を目にしたときの達成感は格別です。地域の安全と快適な暮らしに直結するこの仕事には、大きなやりがいと誇りがあります。
・現場での1日の流れ
このように、業務は定時で終えることをめざしており、ワークライフバランスをとりながら、メリハリをつけて働くことができます。
8:00:ミーティングと現場作業を開始
10:00:午前の小休憩(15分程度)
12:00:昼休憩(1時間)
13:00:午後の作業を開始
15:00:午後の小休憩(15分)
17:00:作業終了。片付けや掃除などの撤収作業を行う
18:00:事務所に戻り、翌日の仕事内容を確認してから解散
建設業界の変化をチャンスととらえ、成長しながら地域を支えるというのが、大神建設のビジョンの一つです。
大神建設では、土木作業員(施工技能者)や施工管理職として共に働く仲間を募集しています。学歴や経験は問いません。文系の方でも大歓迎。資格取得支援や奨励金制度など、スキルアップを後押しする体制が整っており、努力は確実に評価へとつながります。現場の声を大切にし、若手の意見も積極的に取り入れる風通しの良い社風です。これから熱い注目を集める土木業界で活躍し、地域を支えるインフラづくりに興味がある方は、ぜひ私たちと一緒に働きましょう!

